郡山の友人のことば。
 つい先日、学生時代の友人たちと会った

 びっくりしたのは、
 西日本の都市に住んでいる友人は、放射能について
 何も、まったく、対策などしていなかった。 

 
 東京在住の友人と共に現状を話すと、
 (今も毎日放射性物質が放出されていて、
  子どもに与える食べ物には気をつけている、
  必要時はガイガーカウンターで計測している、などなど

 「えええ???そうなの???
  こっちでは、そんなこと何も言われないよ!」

 とのこと。

 こっちが「エエエエ????」だった。

 同じ日本で、この違い…お互い医療従事者なのに…。


 でも、もっと驚いたのは、郡山の友人だった。

 彼女は、根っからの福島人。
 震災の直接の被害は無かったそうだけど、
 あまりの惨状に涙も出なかった、という。

 テレビで涙を流したりしてレポートしてるのを見ても、
 感情が麻痺しているかのように、涙が出ない、と。

 その感覚は今も続いているとのこと。

 つまり、彼女はPTSDなのだ。
 原発と震災のために

 「ここでこうしてハナシができるけど、
  地元に帰ったら話す人がいない。」と言う。

 「福島が汚れているみたく言われて悲しい。」と。

 私は言った。
 「風評被害じゃないんだよ、実害なんだよ、実際に心痛んでるし、
  放射能がふったし。
  だから実害だって言ってちゃんと補償してもらおうよ。
  (栃木だってそう。観光客激減〜)」

 「それと、人に話すことって大事だよ。」



 今、朝日新聞の朝刊では、原発事故に関わる人々を
 取材しシリーズでルポルタージュが連載されている。

 昨日のタイトルは、
 「私たちには全部実害」。

 福島市に住む女性。
 食品は片道2時間かけて県外産のものを買う。
 1.7マイクロシーベルトあった自宅の庭を150万円かけて
 すべてコンクリートにして0.4まで下げた。

 でも、避難地区ではないのですべて実費負担

 「補償する人たちは風評被害と言いたいのでしょうけど、
  私たちにとっては、全部実害ですよ。」と語る。 

 

 声を上げる人もいる。

 声をあげて欲しい。シンドイけど。
 私たちも聞く。非力だけど。

 だって、全然関係なくて普通に生活できる人の方が、多い。
 もちろん、全然、悪気は無い。知らないだけ。

 痛みを分かち合うことはシンドイけど、
 でもそれは大切なこと。


 「一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、
  一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。」

 (コリントの信徒への手紙一 第12章)




放射性物質 21:03 comments(0)
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